ファーストリサイタル~より艶やかに

藤あや子( 藤彩子 ) ファーストリサイタル~より艶やかに歌詞
1.オープニング~むらさき雨情


2.雨夜酒

作詞:荒川利夫
作曲:叶弦大

あなたが消えた 雨の中
ひとりぽっちに なりました
泣いていいよと 云う酒に
涙ばかりを 見せている
あぁおんな裏町
雨夜酒…

妻の字ひとつ 連れている
そんなあなたが 遠くなる
惚れたこころの この痛さ
雨よ流して流させて
あぁ未練つないで
雨夜酒…

これから夢で 逢えるよと
云っているのか 路地の風
腕をからめた しあわせが
忘れられないふたり傘
あぁ酔って明日も
雨夜酒…


3.涙の夜汽車

作詞:三浦康照
作曲:山口ひろし

死ぬほどあなたが 好きだから
逃げてゆきます この都会を
縋る想いを 振り捨てて
ひとりたたずむ つめたいホーム
淋しさが こみあげる 涙の夜汽車

窓打つ小雨が 粉雪に
かわる夜更けの みちのくよ
駅で求めた お茶さえも
冷えてつめたく 体にしみる
瞳をとじて つぶやくの さよならあなた

あなたのためなら 身をひくと
決めて溺れた 愛でした
辛いこころを 抱きしめて
春を待ちます 故郷でひとり
灰色の 港町 涙の夜汽車


4.姉こもさ


5.望郷酒場


6.みちのく挽歌


7.酔歌


8.愛燦燦


9.オープニング~真室川ブギ


10.すみだ川


11.下町育ち


12.さだめ川


13.おんな

作詞:荒川利夫
作曲:叶弦大

朝の湯舟で 涙を洗う
私を見ている 窓の雨
後を追えない やさしい人の
胸に抱かれた 愛ひとつ
逢いたい 逢いたい
ひとりが寒い

ホタルカズラの 小さな花が
未練を叱って 濡れて咲く
躰ふたつが あるならここで
ひとつくれると 言ったひと
逢いたい 逢いたい
あなたの胸に

遠いあなたに 変ったけれど
他人と云う字に したくない
思いだすほど 淋しい湯舟
雨の音さえ 泣いている
逢いたい 逢いたい
あの日のように


14.母恋酒

作詞:辻畑好一
作曲:叶弦大

母の背中で 聞いてた唄は
夢を育てた 子守唄
酒場小路の とまり木伝い
人の情けが しみる歳
明日をつぎ足す 母恋酒よ

人の振りみて 我が振り直せ
今も聞こえる 母の声
生きていたなら人並みだけど
親子揃いの 旅の宿
月も淋しい 母恋酒よ

口じゃ強がり 言ってた親父
苦労わびてる 目に涙
肩を合わせて屋台のすみで
昔ばなしを 添えて飲む
酔えば切ない 母恋酒よ


15.女泣川

作詞:坂口照幸
作曲:徳久広司

しあわせですと 嘘をつく
わかってください 女の見栄を
へたな芝居に 合わせてくれる
あなたの変わらぬ 思いやり
くずれそうです・・・
おんな泣く川 女泣川

いけない人を 裏で好く
女のこころを 叱って欲しい
あの日あなたと 別れてからは
お決まりどおりの 不しあわせ
責めてください・・・
おんな泣く川 女泣川

うつむくふたり 救うのは
髪にはらはら 舞い散る小雪
傘にお入り どこへも行くな
いいのね ほんとに私でも
声にならない・・・
おんな泣く川 女泣川


16.こころ酒

作詞:三浦康照
作曲:山口ひろし

泣いて甘える あなたがいたら
耐えてゆけます 辛くとも
そんな女の ひとり言
酔って淋しさ 忘れるように
呑みほしましょうか
呑みほしましょうか こころ酒

雨ににじんだ のれんの蔭で
強く生きてる こぼれ花
苦労かさねた 涙なら
夢を明日に つないだ胸を
温めましょうか
温めましょうか こころ酒

あなた求めて 昔の傷が
なんで今更 痛むのよ
意地をささえた 思い出を
捨てて来ました 女がひとり
呑みほしましょうか
呑みほしましょうか こころ酒


17.むらさき雨情~エンディング